「大企業=優良会社」の構図は崩れている

中小企業の求人には目を向けず大企業志向が根強い学生の就職動向ですが、先日NHKの「仕事学のすすめ」という番組を観ていたらとても興味深い中小企業を紹介していました。

 

山形にある繊維会社がこれまでの大手メーカーからの下請けを脱しオリジナルのニット製品で、パリコレなど今では世界のトップブランドからも注目されるまでになりました。オバマ大統領夫人が大統領就任式やノーベル賞授賞式でも着たこの会社のニット製品は、最初は公民館やスーパーの店頭での行商からスタートしました。

 

それがなぜ世界のトップブランドからも注目されるまでになったのかは、スーパーの店頭で自分の会社のニット製品を着たお客さんが逃げるようにスーパーの店内に入る姿を見たのがきっかけだと言います。

 

その時にいくら品質が良くて安いものを作っても、ブランドがなければものは売れないと痛感したそうです。その後自社製品のブランドイメージの確立のために、四代目の佐藤社長はいきなりのニューヨークに自社製品を出展させます。家族四代のものづくりのストーリーがアメリカで受け、この出展は大成功します。

 

その後「世界一細いモヘア糸」を開発し、オバマ大統領夫人が身に付けたのもこのモヘア糸で作られたニットでした。今回ヤフーニュースで見たのは学生の多くが中小企業のことをあまり知らないうえに、中小企業は良くないと思い込んだ親が子供の就職を認めない現状を打破しようとする就職支援サービスの記事です。この記事にもあるように、大企業イコール良い会社という構図はもう終わったのではないでしょうか。



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